イラレでイラスト描いてみる 02

ところで「はてな記法一覧」て前からあったっけ??
おもしろいね。
小々見出しでもリストイメージがでかすぎんのが気になるこのテンプレ。
まあそれはおいといて。


ええと、前どこまでかいたっけ。
ああ、アウトラインしたところまでだった気が。
ではでは続きを。

04 線に強弱をつけていく

アウトラインをとりましたら、こっからが本番です。
ベジェの一番楽しいところであり面倒なところであり…。
右クリックからグループ解除してからツールボックス「ダイレクト選択ツール」を選択。
一番上の白い矢印さんですよ。

これです。


これを使うと面の形を自由に変えることができます。

図の様に、点の部分は自由に移動できます。
線から飛び出てるのをハンドルといいまして、それのはしっこをつまんで
動かすと角度を変えれますよ。いじってみてくださいな。
数学的に独特な変化をするので、慣れるまでやってください


うまく使えなくてイライラしたら、「スムースツール」を用いるのも手かと。

このしましま模様のペンだよ。
これで選択したオブジェクトを撫でると、その名の通りスムースになります。
これもクセが結構あるので、感覚掴むまでいじってくださいな。
思い通りにならないこと多々あり(笑)。
それが味になるかもしれなかったりわかんなかったり。


そんな感じで四苦八苦するとこんな感じです。

いいかんじ?

05 線画をまとめる

線画をひとつのオブジェクトにしてしまいます。
ひとつのオブジェクトにしてしまうと、もう線は思うようにいじれなくなるので、心配なときは別名保存しておきましょう。
1度ひとつのオブジェクトにしてしまうと、一部に影をつけるのに全線画も選択して色の面を作らないといけなくて面倒なのですが、それ以上に「見えないゴミ」が出来るのがやっかいなのです。
見えないゴミ説明は下の方に書いときます。読みたい人だけどぞ。

まず線画を全選択。このときグループ化されていたら解除してください。
パスファインダボックスで「形状エリアに追加」→「拡張」


これが

こうなれば統合成功。

06 色を塗る

線が出来たら次は色だよね!
この色を塗るための面を作る作業が一番好きだ!すごい快感だ!このために皆様には是非一生懸命前段階で美しい線画をつくっていただきたい!

線画がかくれるくらいの面をつくります。四角でも丸でも何色でもいいです。
線の下に面を持っていきたいときは、右クリックで「アレンジ」→「最背面へ」。

右クリックない人はメニューから。
そしたら線画と面を両方選択して下記のように。

これは「拡張」押さなくても平気。

するとパズルみたいに、線画で面が細切れに!!個々に好きな色にできますよ。

この分割するときが最高に気持ちいい。
あ、抜き(色塗らなくてもいいとこ)も面ができてますので、地道に消してください。


あとは気の済むまで影つけたり、ハイライト入れたりすればええ!

影は新規レイヤーを一つ作って、自分が覚えられる範囲でまとめてつくって統合、線画を丸ごとコピーして影レイヤーにもっていき、分割。
必要なオブジェクトだけグループ化して新規レイヤーに移動。残ったオブジェクトを全部削除、というえらい面倒な方法でやっています。多分もっといい方法あると思う…。


長々と、しかもひっぱってすいませ。
ご参考になれば…そしておたおたしい絵でほんとすいません。


おまけ

以下はちょっとした小技とゴミ説明です。
★ 面の分割がうまくいかなかったときの手っ取り早い分割
いくら注意して線画を作っても、どっかしら分割しきれないものです。こんな風に。

こんなときはペンツールでちょんぎりたいとこに線を引きます。
太さはいくらでもよいですが、面ではなく線にして引いてください。

こんな感じで、橋渡すみたいに。
そんでこの線と分割したい面を選んで「分割」を押すと、いとも簡単に2つに別れますよ。
これに気付くまで馬鹿みたいに分割しなおしてました。


★ 見えないゴミ説明
線画を作るとき、色の分割をスムーズにするため重ねて作っています。
なので線画をグループ化して色の面を作ろうとするとこうなります。

こんな風に重なった部分もひとつのオブジェクトになってしまいます。

線どうしが重なっている部分はたとえ色があったとしても線の真下になるので見えず、必要ないオブジェクトです。逆に上にあった場合線が見えなくなるので更にやっかいです。
無駄にデータだけ重くなりますので、なるべく作らないようにした方がよいです。
時々無駄なパスを消すのも大事。

オブジェクトを全選択して「メニュー」→「パス」→「パスの削除」
で塗りのないパスなど消すことができます。
まあ塗られてたら消えないんだけど!それ探すのもいらいらすんので、やっぱできるだけ作らないのがよいかと思われます。