名刺を作ろう! - ここを押さえとけばそれっぽく見えるまとめ -


最近は格安で印刷できるところも増えていますし、インターネットから簡単に入稿できるところがほとんどです!安くても紙の種類も結構選べるし、角丸加工とか両面印刷、特殊印刷なんかもかなりお安い!夢膨らみますね…。

枚数も1枚からってところも少なくないですし、かなり気軽に作れる時代到来です。


会社以外で名刺を持つ機会といえば、なんか創作活動していたりする人なのでしょうけど、最近じゃオフ会用に作る人も少なくないとか。
TwitterとかFacebookとかSkypeとかネットゲームとか、色々なコミュニケーションツールがある世の中ですからね〜。印象づけるには確かに名刺は有効かも。
ちゃんとこういう準備出来る人なのね〜と感心されそうですし!
というかなんか素敵な名刺もらったら、オタクのコレクター魂的に、なんか嬉しいし!


でも初めての場所で、ネットでしかあったことない人に会社名や本名やら書いてある名刺を渡すのは、ちょっと抵抗があるという人も多いはず。とくに女の人はね〜。
そこでお得に、しかも会社名刺より個性を出せちゃう「ヲタ用名刺」ですよ!!


せっかく作るなら、印象に残って、かつオタオタしくもそこはかとないオサレさ?みたいな?
ものを感じられるものの方がいいと思いませんか。
ほらオタクってこだわりとか大好きですから。


そんな感じで長くなりましたが、名刺を作るときに最低限気をつけることを、
まとめてみたいと思います。


01.まず情報ありき
「素敵なデザインにしよう」「個性を出そう!」と意気込むとやってしまいがちなのは、
「イラスト・写真を先に配置する」こと。


名刺は名前の通り「名」を教えるためのものです(ちなみに「刺」は竹らしいよ。中国発祥)。
何がなんでもまず必要なのは「名前」!もしくは渡す人に「一番伝えたいこと」。


ハンドルネーム、ペンネーム、HPアドレス、メールアドレス、電話番号、人によってそれぞれ違うと思います。まず、自分が名刺を作る上で、一番伝えたい、覚えてもらいたいことはなんなのか、書きだしてみるといいと思います。


それがのちのち、組み立てるときの強弱のつけ方にも重要になってきます。
1.名前 2.アドレス…とか順位振ってみたりするといいかもですね。私も未だ忘れがちなので気をつけたいところです。

私ならこんな感じですかね…


イラスト・写真は絶対や!それが一番伝えたものや!と言う人には両面印刷がおすすめ。
片面カラー・片面1色刷りがおすすめ!
両方フルカラーってメリハリなくて個人的にいまいち(個人の感想ですので)
フルカラーを丸々作品にしてしまって、文字は裏に。みたいな感じがスタンダードですかね。



02.フォントは2種類まで
目立たせたいがためにやってしまいがちなこと2。それは色んなフォントを使うこと…。


色んなフォントを使うと確かに賑やかにはなるのですが、反面読みづらいものになります。ジャンプの表紙とかそうですね。全てが主張してくるとどこに目をやっていいかわからない。
ジャンプはまあ、自分の興味あるキャラに自然と目が行きますからいいのですけど、名刺はそもそも知らない人の情報ですから、どこが大事かなんて作った人しか知らないのです。

こんな感じで。
あまりにも読みにくすぎるフォントも避けましょう。あくまで伝えることが目的ですので。


フォントについて書いた過去のエントリーもよければご参考に。
こちら


強弱をつけたい場合は「ファミリー」を使いましょう。
フォントを選ぶとき、フォント名のわきに選択肢が出てきます。(ないのもあります)

こんな感じにぺろりん♪見ての通り、下に行くほど太くなってますね。
これで強弱をつけていく感じです。

ちなみにLがライト、Rレギュラー、Mミディアム、Bボールド、Hヘヴィ、Uウルトラボールド、でいいのかな…


なので「日本語のフォント1種類」「英語のフォント1種類」
でとりあえず充分だと思います。
更に強調したいときは色をつけたり、下線をひいたりすればいいと思いますし。


文字の最小サイズは4.5ptくらいかと思います。
フォントにもよりますが、アルファベットは基本的に漢字より小さいので注意が必要です。
それと安い印刷所だと、灰色がキレイに出ないところが多いです。(HPに注意書きがあったりしますので、見ておきましょう)
濃いグレーの文字ってオサレで好きなんですが、小さいと読めなくなるおそれがあります。
6pt以下のフォントは真っ黒で作るのが無難と思います。



03.余白はたっぷりとろう
余白の使い方の上達=デザインの上達といっても過言ではないと思われるほど、余白は重要&難しいのですなー。とりあえず最低限としては「上下左右の余白は5mm」取る。かなー。

こんな感じで、水色のラインが内側5mmの枠。
この中に全て収めるようにデザインしてゆく感じです。
3mm 5mm 8mmで作ったものを並べてみました。



5mmがちょうどいい気がしません?好みもあるんですけどね。
まあでも3mmは誤差で切れたりもするので、5mmが最低かな〜と思います。
8mm取ると、デザインする領域がかなり狭くなるので、情報量が多いと難しいと思います。



04.色を使い過ぎない
強調しようと思ってしてしまうことその3。色をたくさん使う
色が多すぎてもフォントの種類が多すぎるのと一緒で、逆に目立たなくなってしまいます。
ここぞ!というところで効果的に使うのがよいかと思います。


そう言われてもわかんねーよ、という人には、『黒+好きな色1色』がおすすめ!
色は濃紺で5段階くらいバリエーション出ますし、かなりスタイリッシュに見えますよ。
Francfrancとか無印とかみたいなほら。シンプルオサレみたいなほら。

みじんこを主張。

空好きな人はこんな感じとか?



05.大小の違いは明確に
フォントが1pt違ってもはっきりとした違いにはなりません。
フォントは基本的に4の倍数で縮小拡大するのがいいと思います。



06.必ず印刷して確認する
名刺は印刷されて91×55mmに切られた姿で使われるものです。
それとパソコンと印刷では色の出方もかなり変わります。
できた!と思っても印刷してみると自分が想像していたものと、
全然違うことが多々あります。
特に名刺は小さいものですので、拡大して作っているうちに、文字の大きさの感覚などがわからなくなってきます。休憩がてらプリントアウトしてみるのがよいですよ〜。
もっというなら、91×55mmで実際切ってみるのが一番いいです。



07.まとめ
なんかすごく長くなってしまいました…。読んでくださった方ありがとう〜
素敵な名刺が出来上がることを祈っています!!